て日々

2010年2月


2010年2月28日(日)くもり

どうやら、自宅の Internet ExplorerFlash Player も最新ではなかったらしい。普段 IE を使わないので見落としがちだけど、 FlashDevelop のバックエンドとして IE の Flash Player が呼ばれているようだから、そいつと Firefox のアドオンとのバージョンを揃えておかないと wonderfl と FlashDevelop に書いた同じコードが微妙に違う動作をして、頭上に「?」マークを浮かばせることになる。たとえば、先ほど自宅で このコード [forked from: bouncing and fainting balls] を FlashDevelop で実行してみたら、TextFieldalpha 属性が表示に反映されなかった。

なるほどたまには IE も起動せんといかんのだなあ、と思っていたら、今度は Firefox がバージョン3.6に更新された。最新の環境を維持するのはなかなか大変だ。とはいえ、最新の技術を盛り込んだソフトウェアを作る立場の人のほうがもっと大変に決まっているわけで、俺たちはそれを無料で使わせてもらっていることを忘れないようにしないといけない。

夕方はパルティ・フジ姫原で買い物。深夜、【娘】が歯痛で泣き、親は睡眠不足。


2010年2月27日(土)あめ

休日出勤のついでに、Internet Explorer を version 8 に更新し、Flash Player アドオンを version 10 にしたら、FlashDevelopは問題なく動作するようになった。帰宅後、自宅パソコンのFlashDevelopで、wonderfl 本をたよりに簡単なアニメーションを作ってみたが、実はこれをHTML文書に埋め込む方法をまだ知らないのだった。仕方がないので、少し改変したものを wonderfl に書き込んで、そのURLを引用することにする[bouncing and fainting balls]。これは465x465ピクセルというサイズだからこのまま日記ページに貼るにはデカすぎる。といって、wonderflでつくるFlashコンテンツの画面サイズの変更方法もよく知らないのだった。覚えにゃならんことが多い。

午後、本部棟で一仕事終えて理学部の自室に戻る途中の路上で、久々にイデウエくんに出くわした。普段かなり近くに生息しているはずだがなかなか顔を合わす機会がない。あちらはなにしろ天文学者だから午後から夜にかけて仕事をするが、俺は朝来て自室にこもり夕方には帰るというサイクルだからな。


2010年2月26日(金)あめ

昨晩初めて wonderfl を自宅のパソコンで使ってみて、その勢いで FlashDevelop もインストールした。どちらもなかなかいい具合に動いているので、職場の自分専用パソコンにもFlashDevelopをインストールすることにした。なんといっても、これでも一応職場のWebサイト管理者だからな。ところが、職場からは wonderfl の編集機能が使えない。おそらくファイアウォール設定のためだろう。Flashコンテンツの開発は本職じゃないから、職場のネットワークのセキュリティポリシーを見直せとまでは言えない。まあ仕方がない。ただ、FlashDevelopまでマトモに動作しなかったのは意外だった。どうやら、普段まったく使っていない Internet Explorer に含まれる Flash Player アドオン が古すぎる(すでにバージョン10が出ているいまどき、まだバージョン6だった)せいだ。だがそれを更新する前に、Internet Explorer 自体をバージョンアップする必要がある。

ピアノのレッスン。ツェルニーの曲はマルをもらったが、発表会向けの曲は自分でも雑になっているのがわかった。もう一度ゆっくりのテンポからやりなおしだ。歩数計カウント9,932歩。


2010年2月25日(木)くもり

当TENASAKU.COMのルートページを長らく更新していない。もはや、このアホなバナーの元ネタである Classic Mac OS を日常的に使っている読者もいないだろうから、いくらなんでもそろそろ模様替えを考えないといけない。

企業のホームページなんかだと、ルートページにはメインコンテンツへ誘導するFlashアニメーションが貼ってあったりする。ああいうFlashアニメーションを自分で作れたら楽しいだろうなとは、前々から思っている。Adobe純正の開発環境は値が張るけど、たしかフリーソフトウェアもあったはずだと思って、書店で参考書を物色していたら、面白法人カヤック&フォークビッツ著『ブラウザで無料ではじめるActionScript3.0』という本があった。 wonderfl build flash online という、無料で利用できるオンラインActionScript開発環境を提供しているそうだ。mixiやGoogleのIDでユーザー登録すれば参加できる。なかなか面白そうなのでちょっといじってみよう。

後日追記:この先うちのサイトのルートページにFLASHを貼るにしても、今すぐというわけにいかなそうなので、例のバナーを新しいのに差し替えることにした。これまたアホな画像だが、ネタ的には現在でも通用するはずだ。しかしそうすると、この日の日記の意味がわからなくなってしまうので、Classic Mac OSネタのバナーをここに貼りなおしておくことにする。(2010年3月2日)

旧MacOSのダイアログ

フリーの開発環境としては、そもそも Adobe からオープンソースの Flex SDK が提供されているし、それをバックエンドとして、FlashDevelop という開発用エディタも作られている。

歩数計カウント13,970歩。


2010年2月24日(水)はれ

ぼちぼち鼻がムズムズしだした。春が来て暖かくなって喜んでいるのは人間だけではなくて、杉の木も喜んでせっせと花粉を飛ばしているわけだ。【娘】を小学校に迎えに行き、それから二人で幼稚園へ【息子】を迎えにいって、電車で帰宅。子供を連れて電停へ向かう途中、制服の高校生3人連れにすぐ近くのビジネスホテルの場所を聞かれた。明日の入試に備えて松山に来たのだろう。受験生の皆さんがんばってください。歩数計カウント9,817歩。

YouTubeこんなものを発見。ぷよぷよファンにはたまらんものが。


2010年2月21日(火)はれ

今日も暖かい。夕食は牛すじ大根と山かけ飯。


2010年2月21日(月)はれ

小学校の先週の土曜日の音楽発表会の代休にあわせて、俺も13日の出勤の代休を取った。妻と俺と【娘】の3人でココスで昼食。ひさびさにパパとママを独占できて、【娘】は大はしゃぎ。帰宅後、妻が幼稚園へ【息子】を迎えに行っている間に【娘】と近所の線路脇を散歩。アブラナ、カタバミ、イヌノフグリなどの野草が花を開き、虫が飛び回り始めている。春の訪れである。今日も夕食を作った。イカの煮付けとサバの塩焼き、それに白ねぎとベーコンの串焼き。


2010年2月21日(日)はれ

授業に行ってしまった学生みろりの代わりに子供と一緒にすごす。午前中は一週間分のおかたづけ。午後はWii。昼食と夕食は俺が用意。


2010年2月20日(土)くもり

今年も小学校の音楽発表会。二年生の出し物は音楽劇『海のがくたい』で、【娘】は5人のナレータのうち2番め。大人に挨拶するときは蚊の鳴くような声になる恥ずかしがり屋の【娘】が、ちゃんと体育館の後ろまで聞こえる大きな声でセリフが言えた。感心感心。昼食に茜屋のラーメン。それから久米のオフハウスへ行った。【娘】と【息子】にちょっとしたおもちゃを買ってやろうと思い、【息子】にはトミカを買ってやったが、【娘】のほしいものはここにないというので、俺と【娘】だけ帰りにフジグランに寄った。

みどりぷよとカーバンクル
【娘】のおめあてはこれだ。わはは
(発売元:三英貿易)


2010年2月19日(金)くもり

空間曲線に対するフルネ・セレの公式といえば、古典的微分幾何の基本中の基本である。

$$ \frac{d}{ds} \left[ \begin{array}{c} {\bf e}_1\\ {\bf e}_2\\ {\bf e}_3 \end{array} \right] = \left[ \begin{array}{ccc} 0&1/\rho&0\\ -1/\rho&0&1/\tau\\ 0&-1/\tau&0 \end{array} \right] \left[ \begin{array}{c} {\bf e}_1\\ {\bf e}_2\\ {\bf e}_3 \end{array} \right] $$

フルネ・セレの公式は、空間曲線の各点で決まるフルネの座標系の3本の基本ベクトルと曲率・捩率という二つの基本量を結びつける公式だ。曲率は単位接線ベクトル(フルネ座標系の第一基本ベクトル)の変化率、すなわち曲線の向きの変化の度合いを示す。その変化の方向つまり曲線の曲がる方向へ座標系の第二基本ベクトルをとると、第三基本ベクトルは自動的に定まる。第三基本ベクトルは曲線の接触平面(第一・第二基本ベクトルの張る平面)の法ベクトルだから、その変化は接触平面の向きの変化にほかならない。その度合いを示すのが捩率だ。フルネの座標系と曲率・捩率の意味合いを理解するには、たとえば、曲線

$$ \left\{ \begin{eqnarray} x &=& t\\ y &=& t^2/2\\ z &=& t^3/3 \end{eqnarray}\right.\qquad\qquad(-1\leq t\leq1) $$

を表示してそれをいろいろの方向から見てみるといい。さっそくPOV-Rayで作画してみた。

POV-Rayによる空間曲線の作画
ある視覚から見るとこんな感じ
(ソースファイル)

そこまではよかったが、いろいろ視覚を変えてレンダリングした画像をアニメーションに変換できればいいなと思っても、手ごろなツールがなかなか見当たらない。さて、どうしたものか。


2010年2月18日(木)くもり

朝から【息子】が嘔吐。午後には発熱。親がいろいろと無理をしていると、それとわからぬうちに子供にも無理をさせてしまうもののようだ。もっとも、俺はけっこう無茶はしているけれども、無理をしているなんて言ったら周り中から文句が出るだろう。

今年はなにしろトポロジーと幾何を勉強したい。どちらもそれぞれに計算まみれの数学だ。俺は抽象的な数学ばっかりやってきたもので、計算には根強い苦手意識があるが、手を動かして経験を積まないといつまでたっても苦手のままだ。それに、生きてるうちは勉強すべきだ。そんなわけで朝長康郎『復刊リーマン幾何学入門増補版』(共立出版)を入手。これならゆっくり読めば理解できそうだ。トポロジーについては、まずは田村一郎の岩波全書のモノグラフを読むことにする。そういえば、コクセター『幾何学入門』がちくま学芸文庫に収録されている。こいつはとてもいい本だから読者のみなさんにもぜひ読んでほしい。


2010年2月17日(水)はれ

現在の「て日々」の携帯電話用CGIスクリプトの仕様は日記が日々連続していることを前提としているから、何があったか思い出せないからといって日記を書かないわけにはいかない。更新をサボるとどうもよくない。それでも日曜日にどんなことをしたか思い出せないので、携帯電話のCメールの送受信歴を手がかりにして、宮脇書店に行ってMacPeopleの「アイ・テー虚言録」が連載終了になることを知って残念だったことを、どうにか思い出した。それについて書く関係上、「雑記ンとっしゅ」の作者である福山庸治のことを調べてみた。「雑記ンとっしゅ」連載開始以前から昨年9月まで、マカロニ・アンモナイトなるサイトでエッセイを連載しており(現在は休止中)、これにときどき動画が付属していた。この「福山庸次は描く」の第八回に、「雑記ンとっしゅ」のもうひとりの主役である福山庸治の奥さんが登場している。これがまた、髪のくくり方といいメガネといい、口元といい、どこかの誰かの奥さんにそっくりなので、妻と一緒に観てウヒヒと笑ってしまった。性格とか (∵「雑記ンとっしゅ」で奥さんは非常にしばしば掃除をしている)、身長とか (∵描かれているものを見る限り、福山さん本人より背が高い)、ビデオに映っていないところで違いはいろいろありそうだけれども。

「雑記んとっしゅ」がどんなものか知らない、という人は、作者自身によって2編だけFlash化されたものがあるのでそれを見てください。とりあえず毎回こんな感じで、奥さんも実にいい味出してました。

あの歌と、15th Anniversary 版のオリジナル・サウンドトラックのCDを発注。


2010年2月16日(火)くもり

職場に外線から掛かる電話には原則出ていない。不定期に抜き打ち検査的に出てみても全部セールスの電話で、まったく時間の無駄でしかないからだ。ところが、今日なぜかうっかり出てしまったところ、なんとさきやん (咲本勝巳さん) からの電話であった。高校時代の部活の同期で、いまでは機鋒の鋭さと物腰のソフトさをあわせもつ (はずだ。会ってないから確証はないけど...) 経営コンサルタントである。昨年までmixiでやりとりしていたし、ブログも拝見していたのではあるが、話をするのは高校卒業以来だから、かれこれ27年ぶりである。お懐かしや。用件はちょいとした頼みごととのことだったので、微力をお貸しした。


2010年2月15日(月)くもり

修士論文審査会。みんなよく勉強しているので感心する。

このところめっきり、親子でぷよ中毒。この歌、CD買おうかな。


2010年2月14日(日)くもり

【娘】の通学定期の更新に行き、それから久々に南江戸の宮脇書店に寄った。MacPeopleの連載「アイ・テー虚言録」が100回めの今回をもって終了となってしまった。残念残念。「雑記ンとっしゅ」が終わり、「アイ・テー虚言録」が終わったら、あとはMacPeopleのどこを読めばよいのだろう。って、俺はそもそもiPodも新しいMacも持ってないから、Mac雑誌を読む必要性自体がないのだ。ああ、でも、iPadが出たら買っちまう気がします。

自分の本は何も買わず、小学館「おひさま」の3月号を購入。これからは奇数月発売の隔月刊になる由。


2010年2月13日(土)くもり

卒業研究発表会当日。発表の時間になってもWくんが現れない。どうやら持病の発作で病院に行ったらしい。次のIくんの話を先にしてもらっていたら、その終わり近くになってようやくWくんが登場した。やはり、朝早くに発作が起こって病院で順番を待っていたが、混んでいて発表の時間に間に合わないと判断したので待合室から駆けつけたという。普段より元気はなかったが、ともかくもきちんと発表を終えることができて、よかった。


2010年2月12日(金)くもり

昨晩遅くまでPOV-Rayをいじっていたので、少々睡眠不足。だがそれなりに得るものはあったし、日中の仕事も滞りなかったので、それなりに悪くない気分で一日を終えられそうだ。ありがたいありがたい。


2010年2月11日(木)/建国記念日あめ

休日である。しかし天気がよくない。部屋を片付けてから、皆でジョープラへ。フードコートで妻子にクレープを食わせ、自分は黒ヱビスを飲み、それからこまごまとした買い物をする。ダイソーで買った100円の万年筆が、それなりに使えるので驚いた。リフィルがセーラーだったら(うちにストックがあるので)なお良かったのだけど、残念ながらパイロットだ。まあそれはいい。しばらく使ってみる。

かかりつけのお医者さんと相談して自宅に血圧計を置こうと思っている。ジョープラのデオデオで実機を見たが、そういう買い物は妻が楽天市場でやりたがる。妻は医療器具に一家言ある上に、ポイント収集に熱心なのだ。

先日、娘とぷよぷよで対戦すると本気でやるわけにいかないから困ると書いた。夜、娘が対戦したがるので、けっこう本気で応戦したが、これが全然勝てない。そんなはずはないと思って、同じ難易度で同じキャラクターを使ってやってみてもなかなか勝てないので、これはつまり自分で思っているより俺が弱いか、あるいは娘がすごく上達しているのだ。ただ、しばらく時間をおいてリモコンが手になじんでくる頃には、俺も少し持ち直す。つまり練習不足なのだ。


2010年2月10日(水)あめ

POV-Rayの使い方を勉強する。左手系で垂直方向がY軸という空間座標のしくみを理解するまでちょっと苦労したが、ようやく感覚がつかめてきたので、ひとまず正多面体の辺と頂点の模型のようなものを作画してみたよ。

POV-Rayで作画した立体図形
どの立体も辺の長さを同じにしてある
回転する立体のアニメーションも作ってみたいな
POV-Rayで作画した立体図形
デスクトップ画面に使用して、しばし自画自賛。

とはいえ、こういうソフトを使えば誰でもカッコイイCGが作れるのかというと、そうは問屋が卸すまい。いい絵を作りたいとなれば、それなりに絵心が必要なんだろうなあ。


2010年2月9日(火)くもり

期末テストがすんで授業が一段落。

来年度の卒業研究のことで3年生たちがちょくちょく質問に来る。一応相手に合わせてしゃべっているつもりだけど、なんか毎回違うことを言っているような気がして不安になる。


2010年2月8日(月)くもり

セミナーは発表会の3度目のリハーサル。だいぶよくなった。これなら本番もまあ大丈夫だろう。

いつだったか紹介した数学ムービー Dimensions に、いつのまにか日本語バージョンができている。これはぜひたくさんの人に見てほしい。DVDもある。10ユーロならまあ高くはないので、買おうかと思ったけど、フランス発のビデオなものでDVDはPAL規格。うちのプレーヤーでは再生できないかもしれない。それに、ひょっとするとリージョンコードの問題もあるかもしれない。やはりオンラインで見るか、あるいは地道にQuickTimeムービーをダウンロードするほうがよさそうだ。とはいえ、 QuickTimeムービーの日本語版は東京大学のミラーサーバにしかなくて、そこはどうやら回線が細いらしく、秒速30KBくらいしか流れてこない。大変時間がかかる。


2010年2月7日(日)はれ

昼、妻子がキッチンでホットケーキを作る。【息子】が絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』を見て、ぜひ自分もホットケーキを作りたいと言い出したからだ。俺はホイップクリームのところだけ少し手を貸した。

夕方、フジグラン松山に行って、Wiiのリモコンを一個買い足す。これで「ぷよぷよ」の対戦ができるようになった。けど、娘が相手だと本気でやるわけにもいかず、かえって難しい。夕食は妻の作ったハンバーグ。なかなかうまかった。


2010年2月6日(土)くもり

はて、どんな日だったっけか。例によって子供の面倒を見た。


2010年2月5日(金)くもり

朝のセミナーは発表会のリハーサル。3人ともかなり改善している。職場のパソコンがブンブンとうるさかったのだけど、ケースの換気扇のネジを締めなおしたらブンブンいう音はなくなった。まだまだお世辞にも静かとはいえないが、これならまあ我慢できる。それに、考えてみりゃあ、使わないときにはパソコンの電源を落としとけばいいのだ。

職場からピアノ教室まで歩くと、普段は30分かかるけど、今日はかなりの急ぎ足で歩いて、25分で着いた。早く歩いたからというより、あまり信号に引っかからなかったおかげかもしれない。歩数計カウント12,385歩。


2010年2月4日(木)はれ

朝、職場の自室からごみを捨てに出て、部屋に戻って流しで顔を洗ってタオルで拭いているときに、だしぬけに部屋の奥から「てなぴょ♪」と声がした。俺が部屋をあけたわずか1分ほどの間に、入れ替わりに弁当を届けに来た妻が部屋に入っていたのだけど、そんなこと夢にも思っていない俺は、虚を衝かれ驚いてぎゃっと絶叫した。腹の底から出た素っ頓狂な大声が、建物中に反響した。絶叫のエネルギーはたちまち大気に拡散し指数的に減衰したけれども、階段の踊り場の隅っこのあたりをよく探せば、素っ頓狂系の空気振動がいまでも少しくらいは残っているかもしれない。

きょうはフロアにあった古パソコンをまとめて処分した。長らく使ってきたeMacともきょうでお別れだ。年度末に向けてオフィスの片付けも進めなくちゃ。

歩数計カウント8,249歩。自宅のパソコンに HSP3.2POV-Ray をインストールした。


2010年2月3日(水)はれ

数日前から行方をくらましていた腕時計は、居間のマガジンボックスから出てきた。マガジンボックスというのはもちろん読みかけの雑誌なんかを入れておく木の箱なのだが、なにせ、空き容量のありそうな箱にとりあえずそこらへんのものを片っ端から放り込むのがうち流のおかたづけであるから、このマガジンボックスもやはりひとつの「とりあえずボックス」になっているのだ。しばしばしょーもない探し物に時間をとられる経験上、このような「おかたづけ」が実は「片付け」でも何でもなく単なる「問題の先送り」であることは、俺たちも重々承知している。結婚して所帯を持って以来、このやり方で11年弱をすごしたわけだが、いいかげんなんとかすべきである。

ものがなくなる話をもうひとつ。自宅のVistaパソコン上のThunderbirdでは、ウィルスに感染したメールを受け取ってメールボックス全体が隔離されてしまうトラブルがこのごろ頻発するようになった。感染していないマトモなメールにもアクセスできなくなるのだから厄介だ。大事な用件のメールを同時に受信した場合を考えて、急いで対策をとる必要がある。さしあたって、自宅用のメールの読み書きをGmailでやることにする。

夜は市民コンサートの例会。5人のホルン奏者のアンサンブルであるシンフォニア・ホルニステンに、ゲスト奏者としてフルートの木下さん。吹奏楽などでは地味な使われ方をしているホルンは、狩りの合図に使われていた歴史もあり、実はとても勇壮な楽器である。豪快なファンファーレから暖かく柔らかいハーモニーのコラールまで、豊かな表現を堪能した。フルートとの相性もいい。モーツァルトのフルート四重奏曲の編曲ものは素敵だった。ウチアゲ会場から歩いて帰って、歩数計カウント10,685歩。ただしこれは昼過ぎに職場でリセットしてからのカウントなので、あと4,000歩は歩いているはずだ。


2010年2月2日(火)くもり

どこに置いたか、腕時計が見つからないので少々心細い。

幼稚園へ【息子】を迎えに行き、市内電車と郊外電車を乗り継いで帰宅。歩数計カウント10,358歩。


2010年2月1日(月)あめ

ついこのあいだ、新年あけましてうんにゃら、とか言っていたと思っていたのに、早くも2月である。昨晩から本格的な雨となり、夕方まで降り続いた。

久々の一万歩越え。歩数計カウント10,882歩。今週は水曜日に市民コンサート例会の打ち上げに参加して飲み食いする予定だけれども、家飲みは自粛する。